自然素材は革製品のようにお手入れをして長く付き合うパートナー
自然素材の家「無添加住宅」は、お引き渡しの状態はまだ80%ほどの “未完成の家”と
言っても良いかもしれません。それは日々、お客様が自然素材の家をお手入れし、生活
されることで100%の家に仕上がっていくと考えているからです。
革製品のようにお手入れを通して愛着が湧く、長く付き合えるパートナー。
それが無添加住宅(自然素材の家)です。
無垢材フローリングのお手入れ方法
無垢材フローリング。ウレタン塗装をしている床材とはお手入れ方法が異なりますので、
注意しながらお手入れを楽しんでください。
日常の掃除
日頃の掃除は、ほうきや掃除機で埃やゴミを取り除きます。少し気になる程度の汚れであれば、水で濡らした雑巾で汚れを擦れば落ちます。
こんな時はどうする?
【へこみ】へこんだ場所に水をしみこませるだけで、時間が経つと元の形に戻ります。大きなへこみで繊維質が切れてしまった場合は、自宅では修復できないこともあるので、施工代理店に相談しましょう。
【傷】傷が浅ければサンドペーパー(#120~#240番が適当)で磨くだけで目立たなくなります。
【カビ】万が一カビが生えたら、アルコールスプレーをカビに吹きかけ、その後、ぞうきんで乾拭きします。
漆喰(しっくい)のお手入れ方法
調湿・消臭・VOC吸着作用があり、室内の空気環境を快適に保ってくれる漆喰。自然素材ならではの風合いが毎日を彩ってくれます。漆喰は普段のお手入れも簡単な素材です。
こんな時はどうする?
【マジックや鉛筆による汚れの場合】マジックや鉛筆などでついた汚れは、カッターで表面を削りとってください。漆喰はだいたい3mm~5mm程度の厚さで塗っていますので、表面を削り取ればキレイになります。
【食べ物などで汚れた場合】食べ物や飲み物などが落ちたり飛び散って汚れてしまった場合、水で濡らしたメラミンフォームで擦ると汚れが取れます。ただし、時間がたちすぎて汚れが落ちない場合は、カッターで汚れを削り落とすか、補修用しっくいを上塗りすることで補修できます。
【手垢で汚れた場合】階段などの移動の際、漆喰壁に手が触れてできた手垢は消しゴムで擦るか、水で濡らしたメラミンフォームで擦ると落とせます。
ひび割れの補修方法
しっくいの塗り壁にはひび割れ(クラック)が入ることがあります。柱・梁などには無垢材を使用しており、木材が乾燥などにより動くことで稀に割れが現れます。
①水を含ませた刷毛を使って、割れた部分を水で湿らせます。
②補修用漆喰を適量つまみ、割れた部分に押し込むように詰めていきます。
③仕上げに水で軽く湿らせた刷毛で、割れからはみ出した漆喰をとります。この時、漆喰が水で柔らかくなり伸びるので壁のコテ模様に沿って刷毛を撫でてください。
かけの補修方法
普段生活をしていると漆喰の角が欠けてしまうことがあります。
①水を含ませた刷毛を使って、欠けた部分を水で湿らせます。
②補修用漆喰を適量つまみ、欠けた部分に押し込むように詰めていきます。
③仕上げに水で軽く湿らせた刷毛で、欠けからはみ出した漆喰をとります。こと時、漆喰が水で柔らかくなり、伸びるので壁のコテ模様に沿って刷毛で撫でてください。
無垢材フローリングと漆喰のお手入れ方法のご紹介でした。
他にも掲載していない方法もありますが、また機会がある時にご紹介できればと思っております。
今回、ご紹介しました方法が少しでも皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです♪
それでは、
自然素材の家づくりは、トリのマークのトリノスイッチでした (^▽^)/
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